その分現金でくださいよ。

店長の好意が台無しに

カテゴリ: 映画

こんばんは。

週末に映画『ハウス・ジャック・ビルト』を観てきたのでその感想を少し書こうと思います。
どうせこのブログ読んでる人でこの映画観ようと思ってる人なんて(たぶん)いないだろうし、気になってるならとっくに観に行ってるだろうと思うので、普通に映画の内容もめっちゃ書いていきます。

http://housejackbuilt.jp/


ストーリーを1行で言うと「建築家志望で連続殺人犯のジャック青年が今までやってきた殺人行為の独白」。

ジャックくんいわく「ランダムに選んだ」5つのエピソードが順に語られます。
監督は一部界隈では有名なデンマークの狂人、ラース・フォン・トリアー。観客を不愉快にする映画作りに関しては(僕の中で)定評があります。
まぁ実際に観たことあるのは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』と『アンチクライスト』くらいなんですけど。どっちもあんまりおすすめしません。
『ニンフォマニアック』とか興味はあるんですが今の所まだ観れてないです。いや別にファンじゃないですよ。
ジャックの話に戻るわけですが、この作品実はカンヌで上映されておりまして、その時に100人くらい退場者が出たとか出なかったとか。で、残った観客は絶賛してたとかしてなかったとか。
そんな事言われると観たくなってしまいますよね。

公式サイトに載っていたあらすじはこんな感じ。
「1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する・・・。彼の5つのエピソードを通じて明かされる、 “ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡。」

この手の映画に出てくる殺人犯っていろんなタイプがいると思うのですが、
キャッチコピーの「ゾッとするほど、魅力的」といい、主役のジャックに対してスマートな感じの異常殺人者といいますか、サイコメトラーEIJI風に言うと秩序型のシリアルキラーといいますか、そういうイメージを抱いていたのですが、実際映画を観てみると裏切られたというか、ぶっちゃけ予告詐欺の部類なのではという印象を受けました。

というのもこのジャックくん、最初の殺人の時点で急にキレて車持ち上げるジャッキで(ジャッキは英語でjackということをこの映画で知りましたが、会長レベルのダジャレですね)顔面ぶん殴って殺すわ、言い訳が下手すぎるわ、なぜか死体を車の後ろにぶらさげたまま走らせて道中に血の跡つけるわでやることが短絡的かつむちゃくちゃなんですよね。吉良吉影とかテッド・バンディみたいな、殺人衝動はあるけど殺人自体はスマートにやる、みたいなイメージだったので完全に裏切られました。

このジャックの特性が(クソ不謹慎だけど)笑えるというか、変な愛嬌になっているのはこの映画の面白いところだと思います。
常日頃「ホラーとギャグは紙一重」だと思っているのですが、まさにそんな感じ。この映画のジャンルがホラーで合っているかどうかは置いといて。
特に2番目のエピソード、ジャックくんが(なんでかわからないけど)下手くそな嘘をついておばさんの家に侵入し、首を絞めたあとナイフで胸を刺したまではよかった(良くない)のですが、強迫性障害のジャックくんが家のいたるところに血の拭きのこしがないか心配で何回も、何回も、警察が来てるのに確認に戻ってしまうのは普通に笑ってしまいました。
文章にしてるとそんなシーンで笑ってるの頭おかしいんじゃないのかよって感じですが本当に絶妙に笑えるんですよ。いつも偉そうにしてる吉良吉影がうっかり早人殺しちゃってガチで焦るみたいな、そういう愛嬌?に近いんですかね(伝わってくれ)。気になった方は是非劇場に。
その若干お間抜けなところに加えて、建築家を夢見て、家を建てようとするけどそっちはあんまりうまく行かなかったりするところだったり、殺人を芸術に見立てて大層な芸術論を語ってみるけど殺人方法や証拠隠滅は雑だったりと、どう見ても狂ってるんだけど冷徹な殺人マシーンでもない。「変に人間味のある」ジャックのキャラ、この作品の魅力の1つだと思います。重ねて言うけど予告詐欺だとは思います。

でもやっぱりジャックの本質は狂った殺人犯であって、第3のエピソードは笑いどころがなくて陰惨だったり。上述の「他人を不愉快にする映像」に関してはやはり遺憾なく発揮されております。
殺人犯が出てくる映画とか、いわゆるスプラッタ映画は割とよく観るので、残酷描写とかは割と慣れたんですけど、子供と動物が殺されるのはさすがの僕でもこたえるので、そういう意味で第3章は辛かったですね。とはいえ他の章では、基本的に見るからにムカつく頭の悪そうな女性(監督の女性観がちらついているようで不安になります)が殺されていくので、そういう意味ではストレスフリーだったり。なんかこの文章やばいですね。インターネットに公表していいのか。

微妙だったのは終盤急に地獄巡り(比喩ではない)始めるところ。いかにも海外ホラーって感じでしたが、僕はあんまり好きじゃないんですよね。
こういう作品たくさん見てる人はわかってくれるかもしれませんが、本当にこういう作品多くて、普通のホラーだと思ってたら急に終盤悪魔やら邪神やら悪魔祓いやら出てくる作品、1つや2つじゃないと思うんですよね。僕からすると「????」って感じなんですが、キリスト教の世界観が根底にある人はしっくり来るものなんでしょうか。まぁ最近は慣れてきて「ああまた悪魔オチね…」みたいになってきた部分もありますけど。

最後まで観ると「これ"ジャックの家"の映像作りたかっただけだろ…。」っていうのが感想のほぼ全てであり、筋書きや監督がこの映像に込めたメッセージも他人に説明できるほど理解しきれているとは言い難い映画なのですが、少なくとも『アンチクライスト』に比べればやりたいことは分かるし、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のように主人公に対してヘイトしかたまらないわけでもないので、トリアー監督の映画としてはキャッチーと言うか、とっつきやすい映画なのかなと思いました。この監督の映画に興味があるとかならぜひ観てほしいですね。心が不安定になる映像を観てみたいっていう人には特にお勧めです。そういう奇特な人であれば『アンチクライスト』も結構おすすめなんですけど…。

こういう映画を観ていると「なんでわざわざお金を払って嫌な気持ちになる作品を観るの?」とよく聞かれます。ぶっちゃけ自分でもなんでこういう映画を観たくなるのかよくわからないのですが、「自分とは全く違う価値観に触れる」という理由はあるのかな、と思います。
僕が尊敬している作家さんが「読書とは、他人の人生を追体験することである」みたいなことをよく書いているのですが、これは本当にその通りで、なおかつ読書に限らないと思うんですよね。普通人間って自分の人生しか生きられないけれど、本だったり映画だったりを通じて自分とは違う誰かの人生、考え方を追体験できて、それが自分の考えを深めてくれたり、人生における引き出しを多くしてくれるのだと(割と本気で)思っています。
で、その時に、自分が登場人物(ひいては作り手)に共感できる、感情移入できる作品ばっかり観ててもしょうがないかな、というのがあります。
正直この映画を観てもジャックの考えてることなんてさっぱりわからないし共感できるわけもない(まぁ同情できる点が全くないとも言えないのですが)し、なんならトリアー監督なんて映画作りの才能がある狂人でしかないと思ってるのですが、少なくともこの作品(他のもですけど)からは作り手側の情熱をしっかりと感じるし、芸術と称して殺人を重ねるジャックからも(自分とは全く交じり合わないけれども)ある種の悲しい生き様をみることができます。作品に触れることが「他人の価値観・考えを知る」ことに繋がるなら、必ずしも「共感できる、感情移入できる」ものばかり観る必要はないのかな、と思います。別にストレス発散とか癒やしを求めてフィクションを漁ってるわけでもないので…。
(まぁ偏差値が20くらい下がってくような頭すっからかん作品も好きだったりするんですけどね!)
特にこの映画、不快な表現だらけだけれど観ていてストレスがたまるような作品ではないと思いますし、そこは自信持っておすすめできるかもしれません。
「登場人物に共感できない」ことと「登場人物がアレすぎて観ていてストレスがたまる」ことは違いますからね。後者の例はわざわざ挙げませんが。

その「自分とは違う価値観を持っている他者の人生を追体験する」というキャンペーンの一環で、銀座で開催されている「シリアルキラー展2019」に行ってまいりました。
https://www.vanilla-gallery.com/archives/2019/20190618ab.html
読んで字のごとく、歴史に名を残す連続殺人犯のみなさんが残した絵だったり手紙だったりが展示されているのですが、なんとこの展覧会、『ハウス・ジャック・ビルト』の半券を持っていくと料金が400円引きになるんですよね。なんとお得。サイコ×サイコの夢のキャンペーンですね。
ちょうど友人が行くと言っていたので連番させていただくことにしました。ソウルメイトって感じですね。
銀座、殆ど行くことがない街なのですが、あまりの上流階級感にめまいがしそうでした。
展覧会をやっている画廊に到着すると、めちゃくちゃ並んでて、シリアルキラーに対する世間の関心の高まりを感じました。若い女の子とかすごく多かった気がします。世も末では…?
結構な待ち時間の後に中に入ると、連続殺人犯の紹介文と彼らが描いた絵や手紙がびっしり。
ジョン・ゲイシーやエド・ゲインみたいな有名人(?)もいれば、正直あんまり名前を知らない人や、ボニー&クライドみたいな「いやお前シリアルキラーではないだろ…。」って感じの人まで結構幅広かった印象です。「殺人犯の描いた絵」といえば、展覧会のメインビジュアル(上のリンクからお願いします)になっているジョン・ゲイシーのピエロの絵が多分一番有名だと思います。僕はあの絵はジョニー・デップが持ってると思ってたのですが(彼はそういうの集めるのが好きなんだそうです)、同じような作品を(獄中でも)大量に作って販売していたということをここで初めて知りました。商魂たくましいというかなんというか…。
展覧会では作品の横に、各シリアルキラーの生い立ちや、所業の説明文がついているのですが、まぁだいたい生育環境に問題があるんですよね。少なくとも展示されてたシリアルキラーの皆さんは9割方子供の頃に虐待されてるし、性的虐待もデフォで、女装させられたみたいなのも散見されました。自分は一般的に見れば十分幸せな家庭で育ってきたと思うので、彼らの生い立ちの悲惨さは想像するのも難しい部分があるのですが、彼らを「トチ狂った、自分とは別の世界にいる人間」と簡単にカテゴライズしてしまうことには違和感を感じます。もちろん彼らに人生を奪われた人が数え切れないほどいることは事実ですが、シリアルキラーにも「人生」があったという事実も重要かなあ、と。

シリアルキラーには結構興味があったので、かなり楽しめた展覧会でした。実はこういう人たちって、事実は小説よりも奇なりといいますか、フィクションの世界にも多大な影響を与えてるんですよね。今回展示されてたメンツだけでも『羊たちの沈黙』とか、『悪魔のいけにえ』とか、『モンスター』とかのモデルになったりしてます。『IT』のペニーワイズなんてモロにジョン・ゲイシーだし。
なんなら展覧会を見てて「これ『ハウス・ジャック・ビルト』で使っただろ!」みたいなエピソードも何個かありました。車で引きずるやつとか。
彼らの生き様だったり、残した言葉や作品に触れることで、そういう作品を観た時の理解が高まったり、楽しみが増えるっていうのはあるかもしれません。ただのモンスターみたいに描かれていることも多々あるのですが、まぁそれはそれで。『IT』の続編も楽しみですね。
そして世の中にはこういうのが好きな若者がいっぱいいることも学べました。実はマジョリティなのでは?

ということで、シリアルキラーの映画とシリアルキラーの展覧会の話でした。
なんかネットに公開していいのかよくないのかわからない危うい文章になってしまいましたが、まぁいいや…。

おやすみなさい。

サイコパス映画を観て犯罪係数が高まったので健常者の心を取り戻すためちまたで話題の恋愛映画を観てきました。

http://www.bokuasu-movie.com

まぁ単純に主演の2人のファンだからですけどね。
福士蒼汰くんは出世しすぎてもう2度と仮面ライダーとか出てくれなさそうですね。
小松菜奈さんは3年くらい前のdビデオのCMで初めて見てからファンなんですが、本当に最近の若手女優だと存在感が飛び抜けてると思います。溺れるナイフの時も同じようなこと書いた気がしますけど。

ストーリーは平たく言えば今まで1回も彼女がいたことが無い(福士蒼汰がやっても説得力がない)主人公が電車の中でこれまた今まで1回も彼氏がいたことが無いヒロインに一目惚れ(小松菜奈がやっても説得力がない)して声をかけて交際をスタートさせて云々、みたいな。

身もふたもない感想ですが2010年代を代表する(私見)美男美女が初々しいカップルを演じて無限にイチャついてるだけで観てるこっちも無限にニヤニヤしてしまいましたね。毎回の事だけど1人で観に行っててよかった。隣に来た女性3人組に怪訝な目で見られたけどよかった。

完全なネタバレですが(公開して1ヶ月経った恋愛映画を見たいと思うような人はこのブログ読んでない気がするから大丈夫でしょう)この2人の生活する時間の時間軸がすれ違っていて、 高寿にとっての未来は愛美にとっての過去であり、ついでに言うとお互いが会えるのは30日間しかないという事実が(理由は有耶無耶ですがそう言うのを追求する作品ではありません)中盤で発覚します。途中まで観ててベンジャミン・バトンみたいな感じなのかな?と予想してたらちょっとだけ違いましたね。

この事実を愛美は最初から知っていたのですが、その事実を考えると今までの愛美、というか演じている小松菜奈さんやっぱすげえな、って改めて思いました。前半は他人行儀な振りをしつつ物凄い慣れていた感じを出しつつ高寿にとっての「初めて」では(全部彼女にとっては最後だから)涙を流し、高寿にとっての29日目や30日目ではすごく緊張した感じが見事に伝わって来ました。本当に存在感と才能のある女優さんだと思うので、これからも陰ながら応援していきたいですね。

和歌山のライバルとは逆に恋愛映画アレルギーみたいなところがあって、 映画館に観に行くなんて数年前は考えもしなかったのですが、終盤で愛美が涙を堪え…きれてなかったけど「また明日会えるよ」って言ったシーンでは不覚にもとぐっと来てしまいました。back numberの主題歌と合わせていい映画だったと思います。

因みにお気に入りのシーンは愛美が髪の毛を後ろで纏める時に見えた首筋の曲線美です。素晴らしい。
残念なことに参考資料はありません。

こんにちは。

賢竜杯終わりましたね。放送もろくに観ていませんが出場された皆さんお疲れ様でした。
名勝負も多かった上に飲み会でも様々なイベントが起こったようで、本当に来年は出たいなあと思いました。

僕はというと、何とか模試を終えることができました。もう模試というものを一生受けることがないようにしたいです。
自己採点をしてみた結果はあちらを立てればこちらが立たぬみたいな感じで一般の点がちょっと下がったかなって感じですが、問題も難しかった気がするししょうがないでしょう。と思いながら復習してたら明らかな凡ミスを3つくらい見つけて悲しくなりました。人生かかってるので本番はもうちょっと慎重に考えたいですね。 

ということで模試が終わった記念に前から観たかった映画を観に行く事にしました。 
http://www.dont-breathe.jp
ホラー映画って結構好きで死霊のなんとかとか悪魔のなんとかとかはらわたとかいけにえとかしたたりとかよく観るんですけど、何気に映画館に観に行くことってほとんど無いんですよね。だって映画館で驚いて声とか出しちゃったら恥ずかしいじゃないですか。

ストーリーは家庭環境に問題を抱えた女の子のロッキー、DQNのマニー、真面目君のアレックスの3人からなる窃盗集団が、1人暮らしの盲目のイラク帰還兵(クレジットでも"Blind man"でしたがノーマン・ノードストロームっていう名前らしいです)の家に大金があるという情報を手に入れて一攫千金を目指すもその盲目の男がとんでもないキチガイでとんでもない目にあう、って感じです。これで家主が子持ちのジョディ・フォスターなら『パニック・ルーム』になるのに今回は家主がキチガイの盲目おじさんだから主人公は窃盗団になってしまうんですよね。現実は非情である。

100分くらいの映画だったと思うんですがひたすら怖かったですね。爺さんがヤバすぎる。
最初は帰還兵っていう過去もあって容赦なく侵入者を殺しに行ってるだけだと思われてたんですけど、物語が進むに従ってこの爺さんがただ強盗を撃退しようとしてるだけじゃない、本物の異常者だということが分かってきてまたより一層恐怖が増して行く感じでした。特に終盤のあるシーンは本当におぞましくてよくこんなの考え付いたなって感じで逆に感心してしまいました。ほんまに笑えないくらいキツい精子ネタなのであまり大っぴらに言いにくいのが辛いですがもし観た方がいれば語り合いましょう。やってることがヤバすぎてどう観てもPG-12じゃないと思うんですけど…。
爺さんは全盲だけど聴覚が異常に発達している、っていうことを反映して、明らかに目の前にいるのに動かないから気付かれない、っていうシチュエーションはなんかホラーゲームみたいですよね。『THE LAST OF US』 のクリッカーみたいな。

相手が目の前に居るのに気付かれていないっていう映像表現に緊迫感はあったし、特に地下室で爺さんが電気全部消して自分に有利なシチュエーションを作った時は本当に手に汗握ってしまいました。
ただ異常聴覚っていう前情報でるろ剣の宇水みたいなのを想像していたので、あれ?思ったより異常聴覚じゃないじゃんとは思ってしまいました。遠くにいれば普通に喋ったり物音を立てても平気だったし、タイトルにある呼吸も近くでも口を押さえたりしてれば意外とバレなかったり、小さい足音でバレることはなかったので『ドント・ブリーズ』ってタイトル付ける程か~~?っていうのはありました。比較対象が悪すぎたかな。 

終盤の展開(爺さんを捕縛して家から出ようとする→玄関から出るところでなぜか爺さんが脱出してて撃たれる→家の外に逃げる→番犬にしつこく追跡されてバトル→機転を効かせて犬を車の中に閉じ込める→家からだいぶ走ったのになぜか爺さんが来ていて捕まる→機転を効かせてなんとか脱出)が若干くどかったかなって思いますが、ラストも後味の悪い終わり方になっていて良いホラー映画だったと思います。そもそもこんな映画観に来てる人間がハッピーエンドなんて期待してるわけないし良いぞもっとやれって感じですね。

「20年に1度の恐怖」っていう煽り文句は若干大げさな感がありますが、ピンからキリまで感が特に強いホラー映画(主観ですが特にサイコパスものはマジでピンキリです)としてかなり楽しめる作品でした。映画のお勧めを聞かれる事があるのですが、残酷描写猟奇描写が好きな異常者には是非勧めたい作品ですね。偶に「クイズで役に立つ作品を教えてくれ」とも言われますがそういう人には『女子ーズ』をお勧めしたいと思います。

あまり心を荒ませるのもアレなので次は心が温まる映画を観たいですね。

クリスマス及び新年シーズンですね。

この記事を読んでくださっている賢闘士の皆様いかがお過ごしでしたしょうか。
私はわざわざ東京や和歌山や京都から遊びに来てくださった方々と寝ずに朝7時くらいまで騒ぎまくっていたら喉が完全に潰れて喋れなくなりました。

 http://www.popin-q.com   

まぁこのブログは観た映画と漫画の感想くらいしか書かないので今日も映画の感想を書きます。
親友のカイト@マラリヤさんと『ポッピンQ』を観て来ました。 
 3連休初日の昼映画、なおかつ公開初日だったのでめっちゃ人が多かったです。カイトさんから「ハーバーランドアニ特弱そうなやつしかおらん」とLINEが来ましたがそりゃ当たり前でしょう。

中学卒業を目前にそれぞれの悩みを抱えた5人の女の子が「時の谷」に集められて、お互いにぶつかり合ったり自分と向かい合いながらダンスで時の谷の崩壊を止め、世界を救う(何を言っているか分からないかも知れませんが時の谷ではダンスをマスターすると変身できたり特殊能力がついたりしてましたからハッ○ルダンスとかメ○パニダンスみたいなものだと思います)物語でした。敵が出てきた瞬間これ絶対プリキュアだろとか思ってしまったのは内緒です。

まず思ったのが同位体って言うんですけど主人公たちのパートナーの妖精ポジの皆さんがめっちゃ可愛いですね。作中何回かダンスのシーンがあったんですけどポッピン族のダンスが1番可愛かったですね。1番最初なのに。

それだけじゃなくて作中の随所にダンスが織り込まれて、さながらミュージカルみたいでした。そのダンスでも登場人物たちが初めて踊ったシーンでは誰が観ても動きがぎこちない感じだったり、沙紀のダンスシーンでは他の4人より上手っぽく見えたり1回1回のダンスシーンが印象的に描かれていたと思います。最後今まで1回も一緒に練習してないくせに「私に合わせて」はちょっとどうかと思いますけどね!

5人の女の子がそれぞれ自分と向き合って行くストーリーは王道で楽しくて、自然に入り込めましたが、小夏とあさひはバックグラウンドの掘り下げも含めて少し影が薄かった様な感じを受けます。まぁ尺の問題ですが。
能力も蒼ちゃんだけキャンチョメのシン・ポルクくらい万能でもう全部あいつ1人で(ry 状態になってた感もありますね。5人メインキャラ出して1本の映画だとバランスが難しいですね。

なんか映画の最後の方で続編ができそうな感じだったのでこの辺は今後の展開に期待してもいいやつなんでしょうか。 あったら観に行きます。

アニメ映画の続編といえばタイバニはいつになるんでしょうね。

都久井沙紀ちゃん最高~

お休みなさい。 

http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html

『フォースの覚醒』から約1年、シリーズのファンなので今回も公開初日に行ってきました。

 平日の昼3時からの回でしたがそこそこ埋まってました。さすがはスター・ウォーズ。 

 今回の映画はエピソード4の直前を描くスピンオフで、デス・スターの設計図を盗む反乱軍の戦いを描いています。エピソード4本編の序文(でいいんですかね)でさらっと触れられる反乱軍が帝国軍に初めて勝利した戦いのことなんですが、これをここまで膨らませることが出来るのは素晴らしいとしか言いようがありません。全然関係ないけどデス・スターのレーザーってライトセーバーと同じカイバー・クリスタルを使ってたんですね。

シリーズお決まりのアレ(いつものテーマが流れて文章が流れるアレですよ、アレ)がないのは少し寂しかったですが、主人公のジンを始め個性的かつ色々な背景を持ったキャラクターが集まり、「ローグ・ワン」のチームとして帝国に立ち向かっていくストーリーは王道ですが燃えます。そもそもジン自体最初は帝国と反乱軍の戦いに巻き込まれる感じで物語に入ってきて一刻も早く帰りたそうな感じでしたからね(
特にメインの面子は本当に寄せ集めって感じでRPGみたいだなあって思いました。
そんなメンバーにジンが「May the force be with us.」って声をかけるシーンがチーム感が出てて良かったですね。youじゃなくてus。最高。
キャラクターでいうと今作で出てきたドロイドのK-2SOが本当に面白いですね。最初から居るC-3POとR2-D2のコンビ、EP7で出てきたBB-8(こいつめっちゃ可愛い)などこのシリーズのドロイドってなんか愛嬌があるんですが、K-2SOはなんか小憎たらしいけど憎めないんですよね。これは人気出る。最後に死んじゃう(破壊される、と言った方が正しいですかね)時はマジで泣きかけました…

この作品で一番感じたことは今までのスター・ウォーズで1番「戦争」してる作品だということです。スター・「ウォーズ」だから戦争を描いているのは当たり前なんですが、EP1~7はあくまでジェダイとシス、光と闇の戦いであって、要するにフォースとライトセーバーを用いた戦いが映画の主軸にありました。EP4はちょっと違うかもしれませんが…。
『ローグ・ワン』にはジェダイは居ない(それっぽいのは居ましたが)しシスと戦う話ではありません。『フォースの覚醒』の主人公、レイの様にジンがフォースに目覚める話でもありません。
ただただ自分が信じるもののために戦争してるんですよね。
「反乱軍,共和国,ジェダイが正義、帝国,ファースト・オーダー,シスが悪」っていうシリーズの基本世界観から抜け出した作品になってると思います。キャシアンや終盤でジンに協力する反乱軍の面子は「反乱軍の為に」スパイや暗殺などの決して高潔とは言い難い行為をしていたわけですから、この戦争で反乱軍が絶対正義っていう構図は成り立たないんですよね(そもそも反乱軍は最初主人公を上手く利用するだけ利用してその父親を殺そうとしてましたし)。実際の戦争もそんなもんだと思います。
また、混乱した戦場も上手く表現されていました。
反乱軍の援軍が来たからと言って単純に状況が良くなるわけではなく、命令を止めきれずにジンが居るところが味方に爆撃されてジンの父親が死んでしまったり、援軍が来たことによってスカリフのシールドが閉じてしまい、せっかく盗んだデス・スターの設計図を送信するのがめんどくさくなってしまったりという展開は、二転三転する戦場の緊張感を出していたと思います。

あとはファンサービスもびっくりを超えてあざといレベルでした。褒めてますよ。
C-3POとR2-D2の顔出しだったり、会話の端々にオビワンやレイア姫、ウェッジ・アンティリーズを思わせるセリフがあるだけで若干ニヤついてました。1人で観に行ってよかった。
ターキン提督(俳優は既に亡くなっている)とレイア姫(勿論若い頃の)の姿がCGで再現されていて、ラストでレイア姫が出て来たシーンは映画館で思わず「えっキャリー・フィッシャーじゃん!!」って言ってしまいそうになりました。映画館ではお静かに。
EP4ってもう40年くらい前の作品なんですが、映像技術って本当に凄いですね。合成って全然分からないです。

スター・ウォーズと言えばダース・ベイダーと言っても過言ではない(偏見)ですが、今作は歴代の映画で1番ベイダー卿がかっこいい映画じゃないでしょうか。出番はそこまで多くないですが。
EP4~6は現代の目線から見るとやはりアクションが若干(いやかなり)もっさりしてますし、 EP1~3はアナキンの物語なのでダース・ベイダー自体はEP3の最後の最後にしか出て来ませんからね。
今作は現代の映像技術でで世界一有名な悪役がライトセーバーとフォースを巧みに使って思う存分暴れてくれるシーンが(無論メインじゃないので少しですが)あり、シリーズのファンならこれだけを目当てに観に行くのも良いんじゃないでしょうか。ってか今作のヒーローはベイダー卿から設計図のデータを守りきった反乱軍のモブ兵士じゃないだろうか…。

単体の映画としても完成度が高く、なおかつスター・ウォーズ愛も感じられる良作でした。
映画館で観られて良かった。感動しすぎて帰り際にパンフレット買っちゃいました。映画館にはよく行くんですけどパンフ買うのはいつぶりだろう…

ギャレス・エドワーズ先輩ゴジラの新作も頼みます!!!って思ったけどもうプロジェクト降りてるんでしたね。残念。

おやすみなさい。 

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